ほとんどの歯科治療に、より精度の高い治療を:歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)導入!

顕微鏡治療とは

歯科用マイクロスコープを用いて、治療部位を20倍までに拡大視しながらおこなう、治療法です。 歯を削る虫歯治療、歯の神経の治療(根管治療)、被せ物の治療(補綴治療)、歯周病治療、インプラント治療、口腔外科など、歯科治療のほぼ全般において肉眼でおこなう従来の治療より、精度の高い治療が可能になります。 もともと耳鼻咽喉科や眼科でおこなわれていました。1950年代に脳神経外科、60年代には産婦人科、70年代には心臓外科領域で使用されるようになり、現在では歯科医療にも精密な治療を行うために用いられています。

顕微鏡治療のメリット

・歯の内側など、見えにくいところも拡大してみることができる。
   ※特に、歯の根管(根っこの部分)の神経治療に効果的
・歯の削りすぎ、削り残しが激減。
・患者が治療内容を把握しやすい(拡大像をモニターに映し出せます)。 よく見えるから、悪い箇所だけをとって治療できることが最大のメリットです。

歯科用顕微鏡:DENTA300

当院に導入した歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)は、明るい同軸照明により深い焦点深度を得ることができ、歯根管内における精密な検査を可能にします。可変の対物レンズは26mmの広い焦点を持ち、顕微鏡を動かすことなく焦点を合わせることが出来、また自由度の高い接眼可変鏡筒採用により、顕微鏡を横に傾けた時でも、接眼鏡筒を水平にすることが出来るため、歯科医が無理な体勢をとることなく、治療に専念ができます。
明るい光学系と5段階の倍率変換により、天蓋の取り残し・見落としていた根管・微小亀裂・充填不良などを的確に観察することができます。(a.写真左)
破折器具も最小限の歯質の削除で除去できます。(b.写真右)

顕微鏡治療中

▲トップへ